■海水魚を飼うためには
魚を飼うというと、大抵の方は金魚というイメージは無いでしょうか?
金魚を飼うように水道水にカルキ抜きを入れてブクブクを入れる。
後は魚を入れて・・・
このような、簡単なやり方では「金魚」や「めだか」などであれば
大きな問題はないと思います。また、熱帯魚を飼う場合、これに
ヒーターと適当な濾過装置があれば、「ネオンテトラ」や「アカヒレ」
などは飼えてしまいますが、さすがに海水魚はこれでは足りません。
ただ、だからといってそんなに大きく違うわけでもありませんし
やたらと難しいものでもありません。(とはいっても奥が深い趣味ですから、
お金の許すかぎりこだわることもできます。)
今、コンゴウフグやクマノミを飼育していますが、決して大掛かりな
装置をつかっているわけではありません。私が使っているものを
例に経験上の注意点なども織り交ぜながら紹介していきますので
ご参考になればとおもいます。
■用意をするもの
◇用意をする前に!
海水魚はバクテリア(水を綺麗にする菌)が増殖するまでに大変時間が
かかります。水槽をセットしてから1ヶ月ぐらいたってから魚を入れたほうが
おすすめです。水槽機材と魚を同時に購入するのは控えてください。
◇水槽
水槽には大きく分けると、アクリル製とガラス製に分けられます。
特徴としては、アクリル製は軽いですが傷がつきやすいです。
ガラス製は重いですが傷がつきにくいです。どちらが良いかは
好みで選んでもよいと思います。
ただし、重要なのは大きさです。水槽が小さいほど水温変化が早くなります。
また、水量が少なくなると水質変化も激しいですから管理が難しくなります。
大きめを選ぶほど管理はしやすくなりますが重くなります。
おすすめのサイズというのは、なかなか難しいのですが、幅60cm以上のものが
いろいろな製品や追加パーツも豊富にでていますから一般的になると思います。
私のコンゴウフグは置き場所などの関係から、45cmタイプを選択しましたが
コンゴウフグは成長がはやく大きくなるのでそろそろ、水槽の大きさを考えて
います。無駄な出費にならないよう、はじめから大きめのサイズを選んだほうが
よいとおもいます。
私の使っている水槽はこれです。
◇水槽台
水槽を設置する際ですが、実際にいろいろとセットし水が入ると「想像以上の重さ」
になります。60cmの水槽ぐらいになると100kgぐらいになると思いますので、置く場
所は平らでないと水槽が割れてしまうこともありますし、重いですから床の強度にも
注意してください。
私の場合は水槽が小さいため水槽台のかわりに袖机をつかっています。ただし、かな
りの重さに耐えられる強度のあるものにしていますが、長期間経過するとあまりゆが
みもでますから水槽台を用意したほうがまちがいなく良いですよ。
◇人工海水(海水の元)
海水魚を飼育するためには、真水ではできません。海水を用意する必要があります。
ただ、海に取りにいかなくても便利な人工海水の元が発売されています。これをつか
えば、水道水で簡単に海水がつくれます。ほんとうの海水を使う手もあるのですが、
海水内に雑菌などがあるため人工海水の元を使うほうがおすすめです。
私が使っている人工海水の元はこれです。カルキ抜き入りのものですので、水道水で
溶かすだけで簡単にできあがります。
また、意外と海水は大量につかいますから、まとめて業務用を購入したほうが割安で
す。今はこちらを使っています。
◇水温計
温度計はヒーターの故障や異常温度を日々確認するために必要です。特別なものは
必要ありません。できれば、大きいものを使ったほうが見やすいですよ。
私はこちらをつかっています。
◇エアレーション(エアーポンプ等)
特におおきなものは必要ありませんので普通のもので十分ですので用意してください。
私はこちらを利用しています。
ただし、海水魚飼育独特の「塩だれ」という現象には注意してください。エアレー
ションによって海水が飛び散って乾燥すると、塩の結晶が水槽の回りに付着して汚く
なってしまいます。通常のエアストーンの代りにバブルストッパーを使うと「塩だれ」
も抑えることができますので、おすすめです。
◇フィルター(濾過)
上部フィルタ、外部フィルタ、外かけ式、底面濾過など多種多様にありますが、私は
底面フィルターを利用しています。底面濾過は、価格が安く場所もとらないですし、意
外と濾過能力は強力といわれていいます。
私はこの底面濾過を利用しています。
◇濾材
海水魚では石ではなくサンゴを使います。粒サイズはいろいろありますが、価格が安
くて量が多かったのでこちらを使っています。ちなみに、15kgだと多すぎて余りますが、あとあとを考えたらお得ですよ。
◇照明
明るい部屋であれば特に必須ではありませんが、照明をつけると魚も綺麗にみえます
のでクリップタイプのものを用意するといいです。私もこちらのようなクリップタイプ
を利用しています。
◇比重計
比重計は、海水をつくるときに塩分濃度を測るときにつかいます。また、水槽の塩分
濃度は水が蒸発すると変わってしまいますから、週に一回以上は測る必要がありますの
で必須のものです。
他社の製品と違って手が濡れずに、水槽の低いところの塩分濃度を簡単に測れますので、私はこちらをつかっています。
◇水質テスター
水槽の水の状態は、見ためでわかるものではありません。多少、臭いや泡切れの
様子でもわかるのですが、安定した水質を保つためにも勘に頼らずに海水魚水槽の
基本的な試薬セットを用意してください。
◇餌
餌は魚の種類によって異なります。コンゴウフグは大食漢です。赤虫やクリル、たま
にはボイルしたアサリなどをあげてください。余談ですが、我が家のコンゴウフグは
パンは嫌いですがバナナが好物です(~_~;)
◇冷却ファン/クーラー
上がりすぎる温度を下げるためにつかいます。海水魚は寒すぎても熱すぎても飼育で
きません。夏場は、水槽の蓋を少し開けて冷却する必要があります。
冷えすぎても困りますから、専用のサーモスタット(温度によって自動制御する機械)
と冷却ファンをセットで用意してください。私の住んでいるところは比較的高温に
なってしまい、水槽も複数あるので夏場は部屋ごとエアコンで冷やしています。電気代
請求が恐ろしい(~_~;)
また、冷却ファンでは足りない場合は水槽用クーラーもあります。高価ではあります
が抜群の効果があります。
◇ヒーター/サーモスタット
温度を上げるためにつかうヒーターです。気をつけておかなければならないのは、
ヒーターは種類がいくつかあります。間違えてしまうと怖いのは、温度制御機能のない
単なるヒーターを買わないように注意してください。ヒーターだけ水槽に入れてしまい
ますと、どんどん温度があがりつづけて沸騰してしまいます。ヒーター&サーモスタットのセットで購入するかサーモスタット機能つきのオートヒーターを利用してください。
私が使っているのはこちらの26℃で保ってくれる安全ヒーターです。
これらの道具を一通りそろえれば
海水魚飼育の世界へ入れます。
次回は、水槽のセット方法などについて
触れていきますね。
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コメント
前回は有難うございました
予算の都合上 OF水槽はあきらめます(笑)
今回 お聞きしたいのが、今、ウチの水槽に入っている スカンクシュリンプ なのですが、卵をもちました^^
スカンクシュリンプは1匹だけなのですが、卵を持つんですね?
で、上手いこと増えたらいいな って思ってます
そこで、お聞きしたいのですが、この卵、他の魚達に食われる可能性があるかと思うのです。
やはり、水槽の中を穴あきアクリル板などで仕切ったほうがいいのでしょうか?
投稿: 海水初心者 | 2006.06.07 11:26
海水魚初心者さん
いつもご訪問ありがとうございます。
bigorangeです。
隔離についてですが、口に入る大きさなら魚はなんでも食べてしまうと思いますよ。セパレーターを使うか、産卵箱で隔離するとよいと思います。
いくつかご紹介しておきますので、参考にしてみてください。セパレーターよりも、産卵箱のほうが、設置はしやすいと思います。
トリオ 産卵ケース(S)
水作 産卵箱(フロートボックス)
タンクセパレーター S-60
投稿: bigorange | 2006.06.13 23:58
スカンクシュリンプの卵は
残念な結果になってしまいました _| ̄|○
他の魚に食われた訳ではないです
スカンク自身が完食してしまいました・・・ _| ̄|○
今度もまた脱皮、産卵しました
脱皮と産卵はホボ一緒なんですね?
何とか試行錯誤して孵化させよう と思います(笑)
投稿: 海水初心者 改め しず | 2006.06.22 14:12